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路線バスの旅THE MOVIEの目的地「鵝鑾鼻灯台」(2)

ローカル路線バス乗り継ぎの旅THE MOVIEの目的地「鵝鑾鼻灯台」へ行ってみた記事第2弾です。

前回の記事はこちら

9188のバスで高鐵左營駅からの長旅(でもないけど)、ついに鵝鑾鼻灯台を拝む時が来ました。

片道3時間以上の場所に日帰りで来ているので、あまりのんびりはしていられません。既に前回の記事の船帆石に寄り道した為に到着が予定よりも遅れています。

鵝鑾鼻公園で灯台を見て、キスをしているような岩があるらしいのでそれも見たい。

公園自体広そうなので一通り歩き回るだけで時間がかかりそうだし、その後灯台とともに今回の旅のメインイベントと言っても過言ではない台湾最南端の岬にも行かなければならない。

ここからが勝負です。

鵝鑾鼻公園

地図にチェックしているポイントは鵝鑾鼻のバス停です。

これで見ると灯台へ行くにはバスを降りて26号線を少し東へ行ってから南へ行くように見えますが、そちらからでは灯台がある所には入れません。道はありますが、門が閉まっていて入れないのです。

バス停から南へ真っ直ぐ通っている道を歩きましょう。そうすると公園の入り口と駐車場があります。灯台は公園内にあるので、入場料を払って公園に入らないと行けません。

間違った方へ行ってしまうとかなり歩くことになってしまうので非常に疲れます…。

気をつけましょう。

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ここでチケット(60元)を購入して中へ入ります。

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入ってすぐ広ーい芝生が目に入ります。

公園の広さと空の広さでなんとも言えない開放感があります。

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木陰に寝転がってしばらく寝たくなりますね。

またいつか墾丁や鵝鑾鼻を訪れてのんびり過ごしたいですね。

そういう再び訪れたい場所もたくさんあるし、行ったことのない場所にも行きたいし、何回行っても行き足りないなぁ…。

いつか満足できる時は来るんですかね。台湾。

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緩やかな斜面を上っていくと、灯台が見えてきます。

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その前になんか石碑があるので行ってみる。

台湾八景の石碑

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「台湾八景 鵝鑾鼻」と書いてありますね。

台湾八景?今気づきましたがウィキペディアで調べてみました。

台湾八景(たいわんはっけい)とは、台湾を代表する景勝地として選ばれた8つの名所・景勝地の総称である。時代によって含まれる名所・景勝地が異なっている。

台湾八景より引用

8つの名所・景勝地というのはまあ当然そうなんでしょうが、時代ごとに選定されているっていうのが興味深いですね。

この鵝鑾鼻が台湾八景の一つとされていたのは、日本統治時代だったようです。

そして台湾八景自体は、清朝統治時代、日本統治時代、中華民国時代(1953年、2005年)と、時代によってそれぞれ選定されているという事です。

高雄の愛河とか行ったことのある場所もありますが、この歴代八景を巡る旅というのも面白そうですね。

昔の絵や写真が残っていれば、現在との違いを比べてみたりして。そういう書籍ももしかしたらあるのかな?

日本でも日本八景日本百景などが選定されていますが、大正以前や江戸時代などにそういったものがあったんでしょうかね。東海道53次の浮世絵なんかもそれに近い感じかもしれませんが、どうなんでしょ。戦国時代以前となると日本国内でも各地域の統治者がいたわけなので全国的なものはないかもしれませんが、江戸時代ならあってもおかしくはないですよね。検索してもなかなか出てこないので今度じっくり調べてみたいです。

さて、個人的にこの石碑から盛り上がってしまいましたが、本題に戻りましょう。

石碑を見る時に既に灯台は見えていたのですが、ついにその灯台に向かいます。

鵝鑾鼻灯台

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ででーん。

そびえ立つ鵝鑾鼻灯台

ローカル路線バス乗り継ぎの旅THE MOVIEの最終目的地です。

未見の方はぜひ観てみてください。

この鵝鑾鼻灯台にも歴史があります。

鵝鑾鼻灯台[編集] 航海上の難所であることから、日本、イギリス、アメリカの要望により1882年に清が建設した世界でも珍しい武装灯台である。清国は撤退時に、この灯台を破壊したが1898年に日本政府により再建された。しかし、太平洋戦争でアメリカ軍の空襲により再度破壊され、現在の灯台は戦後に再建されたものである。「古蹟の灯台」や「東亜の光」と呼称される台湾で最大出力の灯台で、保存史跡に指定されている。現在は鵝鑾鼻公園に含まれ、周囲は広大な緑地となっており、バシー海峡に面して立つ白亜の灯台で墾丁のシンボルにもなっている。 灯台からの眺めが素晴しく、日本統治時代には台湾八景に指定されていた。 この灯台と岬は、台湾が日本統治下にあった第二次世界大戦前、日本の切手の図柄にもなった(第一次昭和切手:6銭、第二次昭和切手:40銭)。

鵝鑾鼻より引用

これを読むと台湾八景に選ばれていたのが日本統治時代というだけでなく、この灯台が他にも日本と関わりが深かった事がよく分かりますね。

清国が建設し撤退時に破壊し、日本が再建し、太平洋戦争で破壊され、戦後再度建てられた。

波瀾万丈の灯台ですよね。

この時そこまでよく知らなかったのできれいだなーとか大きいなーとか単純な感想しかありませんでしたが、歴史を少しでも知ってから写真を見てみると、少し違った感慨が生まれます。

そして、太川さんと蛭子さんがここに来たんだなみたいな。えぇ。

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なんだかもうどこを見回しても良い景色。この日晴れていたのも良かったですね。めちゃくちゃ暑かったですけど。真夏かと思うような。4月の初めでしたけど。

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さて、灯台を離れ、海の方へ向かって少し林の中の道を進んでみましょう。

Kissing Rock(親吻石)と滄海亭

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こういう場所を一人で歩いているとなんか不安になってきます。

謎の虫とかいるんじゃないかと…。

ひたすら歩いているとなんか木の階段とかが見えてきました。何かありそうだぞ?

階段を登ってみると途中で出ました!

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Kissing Rock(親吻石)です。

両サイドの岩の一部分がくっついているように見えますね。これがキスをしているように見えるという事で親吻石と呼ばれるようになったんでしょうね。

羨ましいですね。(何が?)

階段をまた登ると、ベンチがある場所に出て、海を見渡すことが出来ます。

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滄海亭という所です。

林の中の道ではほとんど人に会わなかったんですけど、ここには結構たくさん人がいてベンチで休みつつ海を眺めていました。

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何枚か撮りましたが大体どれも似たような感じなので二枚だけ。

この公園に来たら灯台だけじゃなくてこちらも見て欲しいですね。

この時はなんだかここが最南端みたいな気持ちになってましたが、最南端の岬はまた別の場所で、公園内にはないのです。

ということで、あまりのんびりできないので公園の出入口に戻ります。

お土産屋さんでTシャツでも買おうかなと思いましたが、なんとなくやめておきました。買えば良かったかな。

これでローカル路線バス乗り継ぎの旅THE MOVIEの目的地鵝鑾鼻灯台は制覇しました。

読んでくださったあなたも機会があったらぜひ行ってみてください。交通の便は良いとは言えませんが、非常にいいところです。

この後公園を出て台湾最南端の岬へ向かいます。なかなか大変だったのですが、それはまた次回。